more trees 『LIFE311』
被災地支援プロジェクトと
デザインができること。
「今だからこそ考える東海大地震」NDW SALON TALK Vol. 2.ではスペシャルゲストに、坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体 more trees の事務局長水谷伸吉氏、プロダクトディレクター青木昭夫氏をお迎えして、現在取り組まれている東北地方太平洋沖地震の被災地支援プロジェクト「LIFE311」の活動についてご紹介して頂き、東海大地震とてらし合わせてサロントークVol. 1. で上がった課題などを受けて、さらに深く、濃く、論議を深めました。
Vol. 1. では、「もし、あなたが東海大地震の被災者になったら?」というテーマで、絶対になりたくわないけれども「もし、あなたが当事者になってしまったら?」という絶望をイマジネーションして頂きました。その声の多くに「東海大地震に対する危機感のなさへの不安」、「地震が起こるという怖さよりも地震に対する無頓着さ、のんびりさへの不安」がありました。そして「危機感を感じる切っ掛けをいかに多く、継続的に創るのか」という場づくりこそがNDWのプラトフォームが求められている役割だという結論にいたりました。。
さらに、デザインが森林保全と震災支援にどようのうな形で繋がり、いかに貢献しているのか? more trees の間伐材を使った仮説住宅にまつわる『LIFE311」 の取り組みを検証することでデザインの本来のあり方のようなものを感じることができました。地震に備えるだけでなく、より快適で、よりハッピーにすることができるデザインを、その日のためにデザインする。デザインの本来の役割、デザインと言う概念の大切さを共有できたNDW2011セカンドイベントでした。
<サロントーク特別ゲスト>
森林保全団体 more trees
事務局長 水谷 伸吉
プロダクトディレクター 青木 昭夫
<特別協力/協賛>
尼ケ坂サロン
■ 開催日: 9月16日 金曜日
■ 開場: 19:00
■ 開演: 19:30 〜 21:30
■ 参加費:1000円
■ 開催場所: 尼ケ坂サロン